洋楽と脳の不思議ワールド

60年代のマイナーなビート・バンド紹介と駄洒落記事、書評に写真がメインのブログです。

伝説のプロレス試合・・・・Rikki Ililonga

アントニオ猪木ジャイアント馬場は、それぞれ団体を率いていたので、直接対決する機会はなかった。

 

誰もがそのことを知っている。

 

が、ボクが手に入れたシークレット情報によると、1度だけ、ノーTV、ノー観客で試合をしていたのだ。



試合はプロレスのメッカ、後楽園ホールの地下にあったフォール寿司特別リングで行われた。

 

試合を裁いたのは日本プロレス時代の名レフェリー、沖し来な。

 

小太刀アナウンサーが実況中継をしていた。解説は紙風邪さん。



試合はこんな風に始まったそうだ。



小太刀アナウンサーの実況でどうぞ。








馬場、猪木、両雄とも緊張した面持ちでリングに登場してきました。

 

互いに距離をとり、にらみ合っています。

 

まずは手四つに組み、手探りからイカもの食いに走っています。




あっと~、ここで、馬場がいきなり伝家の宝刀「脳天唐竹割り」を繰り出しました。

 

グローブのようなでかい手で割り箸をつかみ、猪木の頭上で割るという荒業です。

 

1本~、2本~、3本~・・パキッ、パキッ、パキッ・・・

 

いやな音を立てる強烈な攻撃にも猪木倒れない~。

 

歯を食い縛ってこらえています。

 

・・・・7本、8本、9本 、10本~!

 

猪木、倒れない~!!

 

立っています。

 

なんという不屈の精神力でしょう。



10本の脳天唐竹割をもらって倒れなかったレスラーは猪木1人です。

 

馬場もあきれかえって見ています。




おお~今度は猪木が攻勢に出ました。

 

沖レフェリーに甘エビの注文です。

 

猪木選手、甘エビを口の中に放り込むや電光石火の早業でエビをくるりと口の中でまわしました。

 

馬場選手、猪木の回転エビ固めに完全に丸められています。




ワン、ツウー・・・あ~と馬場選手、返しました。



紙風邪さん、危ないところでしたね~

 

そうですね。コホンと咳をしたらスリーカウントが入ってるところでした。甘エビだけに技が甘かったんですね。




それならと、馬場選手、〆さばの注文です。

 

難しい試合を裁いている沖レフェリーへの賛辞でしょうか。

 

試合を〆るにはまだ早い時間です。



続いてヒラメの注文です。

 

なにか閃いたんですね。



今度はブリに手が伸びましたよ。



紙風邪さん、大技が出そうですね。



馬場選手、ブリを美味そうに食っています。



息もつかせず、猪木をロープに振りました。

 

リバンウンドしてくる猪木に~・・、出ました~



ランニング・ネック・ぶり~か~!!



すかさずフォールの態勢です。

 

あ~っと、猪木選手、カウントワンで跳ね返しました。



場内割れんばかりの拍手です。



おお~、今度は猪木選手がタコを注文しましたよ。

 

伝家の宝刀を抜くんですね。



馬場の手足にタコのように絡んだ猪木のオクトパス・ホールドです。卍固めともいいます。



猪木、渾身の力で絞り上げています。

 

馬場選手、こらえる~こらえる~



1歩、2歩、3歩・・ロープに近づき、あっと~ロープに手が届きました。

 

ロープブレイクです。

 

無念、猪木~!

 

始まったばかりだというのに、白熱した攻防に場内騒然です。




まだウニもトロも残っています。



高級ネタを手に入れるのは馬場か、猪木か、場内固唾を呑んで見守っています。



猪木のセコンドについてる藤波も長州も前田もよだれを垂らしながらじっとリングを見つめています。

 

馬場のセコンドについてる鶴田も天竜も三沢もウニ、トロから目が離せないようです。



ああ~、6人のセコンド陣がいっせいにリングになだれこみ、ウニ、トロに向かって殺到していきました。



なんということでしょう~

 

そこに、外人控え室からトロ姐さんまで乱入してきました。

 

もうリング上は大混乱です。

 

収拾がつきません。

 

ノーコンテストです。ゴングが打ち鳴らされています。

 

これ以上悲惨な実況は続けられません。










寿司食うトロです。

















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スージー・クアトロ




番外編だから、アフリカ・ザンビアのサイケ巻きを食べましょう~

 

Love Is The Only Way。

 




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