洋楽と脳の不思議ワールド

60年代のマイナーなビート・バンド紹介と駄洒落記事、書評に写真がメインのブログです。

名作「ジョンの魂」誕生秘話

イメージ 1



その日、ジョンは下痢気味だった。
10分おきにトイレに駆け込んでいた。

 

何も知らないヨウコが目覚めてトイレに入ろうとすると先客がいる。
が、待てど暮らせど、ジョンは出てこない。
痺れを切らしたヨウコは「マダア~」と大きな声で催促した。

 

ジョンの耳にはその言葉が「マザ~」と聴こえた。
ちょうど水を流していたので、ザ~という水の音が混じったのだ。




これだ!!!!

 

閃いたジョンはそのままスタジオに駆け込んだ。

 

こうしてあの名盤、「ジョンの魂」は誕生したのだ。
もちろん、1曲目は Mother だ。



録音が終わると、ジョンは突然お腹が空いているのに気付いた。
そりゃあそうだ。
食べたものは全部外に出ていたのだから。

 

「お腹が空くと、飢えるなあ~」と何気なくつぶやいた。
ジョンがすごいのは、その一言でまたまたパッと閃いたことだ。
すぐにB面の「飢える、飢える、飢える」(英訳 Well Well Well)が録音されたのだった。
こんな歌だ。

 




この話はとても有名なんだけど、いつの間にか忘れられてしまった。

 

ボクもすっかり忘れていたくらいだ。

 

今日たまたま Remember(邦題「思い出すんだ」)を聴いたので思い出したのだ。












嘘だろう~って??
とんでもない。

 

嘘をついてるかどうかは目を見れば分かる。
ボクの目をじっと見てくれ。



ほらね。
Look At Me。